レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 少し高い |
額面 | 30円 |
発行年度 | 1961年 |
東海道五十三次は、昭和33年から昭和37年にかけて発行された、国際文通週間の第1回記念の切手です。「箱根」は、昭和36年の文通週間で取り上げられています。
江戸時代末期に活躍した浮世絵の巨匠・歌川広重の作品で、幕府の行列に同行した時に五十三の宿場の情景を描いたものです。
幼い頃から、歌川豊広の指導を受け、美人画や役者絵をはじめ、「江戸名所」や「諸国風景」などの風景画の名作を残しています。
版画「箱根」は、波の静かな芦ノ湖の横に、岩肌をむき出しにしてそびえる天下の嶮たる、箱根街道の様子が描かれています。
反り返るような岩は、緑、黄色、茶、グレーと色分けされていて、立体的に表現されています。
また、かすかに見える大名行列の山越えの大変さを連想させながら、遠くには静かな富士山も描いて、得意な遠近法も駆使しています。
当時は、東海道五十三次の箱根越えは、大井川の川渡りと並ぶ難所でした。
それでも、伊勢神宮へのおかげ参りや湯治場めぐりが流行していて、たくさんの旅人がここを通りました。
湯元・塔ノ沢・宮ノ下・堂ヶ島・芦ノ湯・底倉・姥子は「箱根七湯」としてガイドブックまであったそうで、今と変わらない人気ぶりがうかがえます。
昔の人も、大変な山越えの後は暖かい温泉に浸かって、旅の疲れをいやしたのでしょうね。
東海道五十三次「箱根」の切手は額面30円。発行部数が500万枚と少なかったこともあり、手に入りにくい切手のひとつです。
販売価格は1枚400円~600円位、シートでは10000円以上の高値段がついています。
切手を買取業者に出す場合、買取価格は1枚100円、シートは美品なら3,000円程度となります。
国際文通週間の切手は第1回目シリーズでは、「京師」「桑名」「蒲原」「箱根」「日本橋」の5点が取り上げられています。
『東海道五十三次「箱根」切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。
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