レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 高い |
額面 | 1円20銭 |
発行年度 | 1947年 |
戦後間もない1947年に発行された、東京展記念切手になります。
東京で開かれた切手の展示会が大成功に終わったのを記念して発行され、切手には法隆寺に建てられている五重塔がデザインされています。
東京展記念とは、「郵便切手を知る展覧会」とも呼ばれています。
その名の通り、この展覧会を通して郵便切手に馴染みを持とうというものです。開催期間は約1週間とかなり短い期間ではありましたが、来場者数は26万人超えを記録しました。
SNSを通じて連絡を取るのが一般的な現代に比べ、やはり昔の人々にとって手紙とは今以上に大切なコミュニケーションの手段の一つです。
来場者数の記録を見ても、いかに切手に多くの関心が集まっていたのかを理解することが出来ます。
また、この東京展記念切手は地方のデザインが施された小型シートとして、日本で一番初めに発行された切手でもあります。現代の切手の先駆けとも言えるかもしれません。
東京展記念の額面は20銭となっており、1シート15枚です。現在のシートの形とは異なり、横に長く繋がっていることが特徴的でその見た目からうなぎと呼ばれていました。
買取価格は切手の中ではかなり高く、美品なら10,000円以上になることが多いようです。
切手一枚の価値も高いのですが、より高く買い取ってもらうにはシートで売ることをオススメします。やはり初の小型シートという背景があるからでしょう。
高い価値が付きますが70年前に発行された切手ですので、美品状態のものは少なくなっています。
比較的良い状態ではあってもその後の取り扱い次第で切手の状態は変わってきますので、取り扱う際は十分な注意が必要です。
なおこの東京切手展は1981年にも開催され、その記念切手も発行されています。
1981年の東京切手展記念切手は20面シートで1,000円程度の買取価格となります。
『東京切手展記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績の豊富な業者に依頼する
記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。
もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。
記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。
2,査定なら2社以上がおすすめ
買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。
もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。
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