東京の名所と花切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2007年

この切手は2007年7月2日に発行されたもので、東京の名所と花が組み合わされてそれぞれ5種類の切手に描かれたものです。

料額は80円です。シート構成は縦5枚と横2枚の計10枚で、横方向2枚に同じ図柄の切手が並び、縦方向5枚に異なった図柄の切手が並ぶ構成になっています。発行枚数は800万枚(80万シート)です。

原画の作者はイラストレーターの金山敏氏です。同氏は2017年の関東版絵入り年賀状(通信面)の意匠を担当しました。そのタイトルは「里山の春」です。

シートの最上段には東京タワーと蝋梅(ロウバイ)が描かれています。東京タワーは港区に所在し、この切手が発行された当時は日本で一番高い(333m)電波塔でしたが、2012年に墨田区に完成した東京スカイツリー(634m)にその座を奪われてしまいました。

蝋梅は12月から2月にかけて黄色い花を咲かせる低木で、東京タワーの足元にある芝公園にも植えられています。

2段目には二重橋と諸葛菜(ショカツサイ)が描かれています。二重橋は千代田区の皇居内にある橋です。通常一般人はこの橋を渡ることができませんが、新年や天皇誕生日に催される皇居一般参賀の時には、誰でも渡ることができます。

諸葛菜は紫花菜(ムラサキハナナ)などの別名もあり、2月から5月にかけて紫色の花を咲かせる越年草です。

3段目には明治神宮外苑とキンモクセイが描かれています。明治神宮外苑は新宿区と港区にまたがる洋風庭園です。内苑である明治神宮(渋谷区)に対して外苑と呼ばれます。

外苑内には神宮球場があり、この球場はプロ野球の球団である東京ヤクルトスワローズのホームグラウンドになっています。

キンモクセイは秋に無数のオレンジ色の花を咲かせ、強い芳香を放ちます。庭木として植えられることが多いです。

4段目には奥多摩湖とリンドウが描かれています。奥多摩湖は主に西多摩郡奥多摩町に所在する人造湖で、東京都内の観光スポットになっています。

この湖は水道用の水を蓄えるためのダムであると同時に水力発電のためのダムにもなっています。1957年に竣工しました。

リンドウは9月から11月にかけて青または紫の花を咲かせる多年草です。日が当たると花が開くという特徴があります。

5段目には日本橋とサザンカが描かれています。この橋は中央区の日本橋川に架かる橋です。1911年に完成しました。主要な国道の起点になっています。

日本橋はこの橋が架かっている周辺地域を指す地名にもなっています。サザンカは10月から12月にかけて白またはピンク色の花を咲かせる樹木です。果実から油を採取することがあります。

買取りをする場合ですが、査定額の相場は10枚シートで800円前後になりそうです。

『東京の名所と花切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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