本居宣長 切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2001年

刷られた日付は、2001年11月5日となっています。

国学の展開に多いに貢献したことで有名な人物です。彼は、古事記の研究に35年間という時間を投じて、古事記伝を書きました。

この本は、当時の人々に多大なるインパクトを与えました。この本によって、古事記が史書(歴史について書いてある本)として評される機会にもなりました。

彼は、源氏物語を読んだ際にみられる、もののあはれという日本独特の情緒が、文学の真理であると提言しました。

古来より粛々と伝承される自然情緒であったり、精神であったりを1番必要不可欠である要素として、外国から輸入された儒教の教えが自然に反駁する考えだと捉え、荻生徂徠(おぎゅうそらい)という儒学者を非難しました。

彼の著作には、前述している古事記伝以外にも、源氏物語の注解(注釈本)源氏物語玉の小櫛などがあります。

彼の生涯に関してですが、1730年に現在の三重県松坂市に次男として出生しました。

8歳から寺子屋で読み、書き、そろばんを教わり、1歳で父が帰らぬ人となると、叔父の店に1年間世話になり、その後帰郷します。

19歳のときに、今井田家の養子になりますが、3年後に離縁。松坂へと帰郷します。このときから和歌を詠みだします。

22歳の時に兄を亡くし、小津家を継ぎますが、商売には興味がなく、医者になります。このくらいのときから古典学への造詣を深めていき、国学の道へと進みます。

27歳で賀茂真淵の本を見つけ、国学の研究をするようになりました。

最初は文通でやり取りをし、その後松坂に来ていた真淵の弟子に志願。無事に弟子となって、万葉集の注釈をするように言われます。

それ以降、真淵に感化されて古事記の研究に没頭します。そして、69歳の時に古事記伝を書き上げました。

切手の買取価格は概ね、額面の80円ほどになっています。

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