最北の自然切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2005年

この切手は2005年8月22日に北海道の自然を描いたふるさと切手として発行されたものです。

料額は80円です。印面寸法は縦33.0mm×横25.5mmです。版式刷色はグラビア5色です。

シート構成は縦5枚と横4枚の計20枚で、一番左にハマナスが、左から2番目にラッコが、左から3番目にチシマザクラが、一番右にエトピリカが描かれています。

ハマナスは北海道に多く分布するバラ科バラ族に属する植物で、夏に赤い花(まれに白い花)を咲かせます。

果実はローズヒップと呼ばれるビタミンCを多く含む食品になり、サプリメントに使われることもあります。ハマナスは北海道の花に指定されています。

ラッコは北海道東北部に分布する哺乳動物で、絶滅が危惧されています。和名の「ラッコ」は北海道の先住民族の言語であるアイヌ語を語源としています。

子どもを腹の上に乗せた姿が愛くるしいということでよく知られています。

チシマザクラは北海道に分布するバラ科サクラ族に属する落葉広葉樹の植物で、千島地方に自生するところからこの名前が付けられました。本州よりも遅い5月から7月にかけて花を咲かせます。

エトピリカは北海道東部に分布するチドリ目ウミスズメ科に属する海鳥の一種です。日本においては地域絶滅が危惧されています。先に述べたラッコと同様に、この和名はアイヌ語を語源としています。

この切手の原画はイラストレーターの下田浩一氏によって作成されました。同氏は1946年に北海道釧路市に生まれ、1969年に多摩美術大学のデザイン科を卒業しました。

下田氏は1997年に「東京湾アクアライン」の記念切手を皮切りに、いろいろな記念切手やはがきの原画を作成してきました。

それ以来、日洋展に出品するなど、本業のイラストレーターとして活躍する傍ら、画家としても多くの作品を世に送り出しています。

買取価格は80円切手20枚シートで1,600円前後になっています。

『最北の自然切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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