レア度 | ☆ |
---|---|
買取価格 | 額面通り |
額面 | 50円 |
発行年度 | 1967年 |
普賢菩薩(ふげんぼさつ)切手は昭和43年6月1日に発行されました。
額面は50円で1シート10枚が第1次国宝シリーズ切手として発売されました。
切手の買取価格は1枚数十円、10面シートは500円程度となります。
普賢菩薩像は国宝シリーズ切手と銘打たれて発行されたように、国宝に指定されています。第1次国宝切手は昭和42年~昭和44年にかけて発行された22種の記念切手になります。
国宝シリーズ切手は全てが多色刷りとなっているので、目を引く切手となっています。
普賢菩薩像には、絵画や彫刻がなど多数の作品が残っていますが、この切手の図柄に選ばれた普賢菩薩像は、国宝に指定されている絹本著色普賢菩薩像が使われています。
これは絹本に着色して、平安時代後期に描かれた普賢菩薩像です。現在は東京国立博物館に所蔵されています。
他にも普賢菩薩像は、豊乗寺や相国寺に所蔵されている絵画作品などがあり、どちらも貴重なものとなります。
普賢菩薩像は白い象に乗っており、その象の上に蓮華座があり、結跏趺坐(けっかふざ)で乗っているのが通常です。
蓮華座というものは仏像を安置するための台であり、結跏趺坐とはいわゆる胡坐の形で座っている姿になります。
普賢菩薩像は特に女性を守護する菩薩でありますので、国宝に指定された普賢菩薩像が描かれた当時の貴婦人には大変人気がありました。
その後の時代にも普賢菩薩像は人気があり、博物館等に所蔵されている他の絵画作品や彫像と共に修復、展示された際にはたいへんな人出で賑わう展示会となります。
現代人にとっても修復によって色鮮やかに復元されたこの菩薩像には、何か感じ取ることができます。
菩薩とは釈迦を守るための存在ですが、それぞれの菩薩にはその他に人々を守護する役割があります。
そのなかで上記に書いた通り普賢菩薩には、人々の守護特に女性の守護といった役目があります。
『普賢菩薩切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
国宝シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。