レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2003年 |
「旧金毘羅大芝居」は、平成15年にふるさと切手として発行されました。
切手の絵は、琴平神宮(こんぴらさん)のある象頭山をバックに、正面から見た旧金毘羅大芝居(金丸座)が出演者の看板や登り旗もひらめいて、賑やかな構図で描かれています。
金丸座は天保6年に出来た、日本でいちばん古い芝居小屋です。
外観はもちろん当時を再現していますが、中の舞台や花道、升席などもお客さんにとても近い距離感にあって、一体感を味わうことができます。
また、裏方の役者がせり出す装置や奈落、廻り舞台なども当時のままを再現していて、何人もの人の手で芝居が作り上げられているそうです。
まさに江戸時代にタイムスリップして、贔屓の役者に声を掛けたくなりますね。
昭和60年から定期的に、こんぴら歌舞伎大芝居が興行されていて、音羽屋、成駒屋、中村屋、など歌舞界の人気の役者さんによる熱演を観ることができます。
金毘羅羅宮は、江戸時代から海の神様として知られていて、漁業や船乗り関係者など、たんさんの参拝客がお参りに訪れます。
江戸時代は伊勢神宮やこんぴら参りが流行していて、こんぴら街道は各地からの旅人で賑わっていました。
お参りの後、金丸座で東西の役者が出演する歌舞伎を観ることが、何より楽しみだったのではないでしょうか。
本宮まで、785段の階段で有名です。両側には、数十軒の土産物屋さんが並び、無料で杖も貸してくれるので階段を登るのに助かります。
登った先には、讃岐平野を一望できる展望台もあります。昔の人も、長旅の後、この穏やかな景色を眺めながらほっと一息ついたことでしょう。
発行部数は、1000枚。80円切手20枚綴り、買取価格は20枚シートで1600円前後になります。
他に、「四国こんぴら大歌舞伎」がオリジナルフレーム切手として、その年の演し物や歌舞伎の浮世絵、金丸座の写真なども組み合わせて発行されています。
『旧金毘羅大芝居切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。
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