旧大正白紙軍事切手
レア度☆☆
買取価格少し高い~高い
額面3銭
発行年度1914年 1924年

1914年の5月20日と、1924年6月20日に発行された軍事切手がこちらの切手になります。

この切手にはⅠ型とⅡ型があり、その違いは真ん中に印字されている軍事という文字の間隔によって判断をすることが出来ます。

Ⅰ型は軍と事の間の感覚が4ミリ前後空いていますが、Ⅱ型の方ではその感覚は2ミリほどと小さくなっています。それぞれ1914年に発行されたものがⅠ型、1924年に発行されたものがⅡ型となります。

この切手が最初に発行された1914年第一次世界大戦が勃発した年として有名です。

ヨーロッパのバルカン半島で起こったこの戦争でしたが日本は当時イギリスと同盟関係にあり、それを理由に参戦することになりました。

この戦いの中で当時敵国だったドイツの占領地であった中国の青島やオーストラリアのすぐ北にあるミクロネシアの国々を占領し、日本のものにしました。

こうして軍事的に占領した地域に駐屯する兵士が日本に何か郵便物がある場合に使われた切手が軍事切手と呼ばれ、この切手もその一つになります。

一般民衆が入手することはできない切手で、軍人がひと月に2枚配布される形で流通しました。

軍人しか入手できなかったこと、未使用のものが多くはないという事から未使用の軍事切手は普通の切手と比べて非常に希少価値があります。

この切手の相場は他の軍事切手と比べて標準的ですが、その型やその形が正方形か、または長方形かによっても異なります。

古いタイプであるⅠ型でなおかつ正方形の形をしたものが最も価値が高く1枚につき数万円の価値があります。それ以外のものは数千円の価値になります。

形によって判別が素人ではなかなか難しいのでプロに見てもらうことが必須になる切手です。

『旧大正白紙軍事切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

軍事切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

軍事切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

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