日韓通信業務合同記念切手
レア度☆☆☆
買取価格高い
額面3銭
発行年度1905年

日本の切手の中には、日本国内だけではなく海外でも発行されていたという珍しい切手があります。

日韓通信業務合同記念はまさにその切手であり、日本と韓国、両方の国で発行されていました。

そもそもこの日韓通信業務合同とは一体何でしょうか。これは簡単に言うと、韓国が運営していた通信のお仕事を、日本に任せることになったということです。

そして1905年に結ばれたこの協定を記念して発行されたのが、日韓通信業務合同記念です。

日本にはいくつかの記念切手がありますが、日韓通信業務合同記念は、4番目に発行された記念切手となっています。

また韓国でも発行されていたことから切手には通常とは異なり、「日韓通信業務合同記念」と記されています。

これらのことから、他の切手よりも高い価値がつくプレミアム切手として見なされ、人々から多くの人気を集めています。

切手のデザインを見てみると、鳩や電気を表す電光が描かれています。鳩は昔から伝書鳩として使われてきたので、通信になぞらえて描かれたのでしょう。

さらに日本の国章である菊に加えて、韓国の国章の花も描かれています。これは日韓合同で行われた出来事としての印のようです。

販売枚数を見てみると、日本よりも韓国の方が多いです。全枚数の内、半分以上が韓国で販売されたとの記録が残っています。

海外での販売枚数の方が日本国内よりも多いというのは、なんとも珍しいですよね。

プレミアムとなっている通りその価値は高いです。額面は3銭だけの、たった1種類だけですが状態の良いもので1万円ほどの買い取り価格は見込まれます。

使用済み切手であってもそれなりの価値になると考えておいてよいでしょう。

『日韓通信業務合同記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

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