日本人形 大森みやげ切手
レア度
買取価格額面通り
額面130円
発行年度1986年

価値は大体、切手1枚で130円となっています。シート1枚は保存状態が良いと、1,000円ほどの値段で取引売買されています。

意匠のモデルを形造った人物は、鹿児島寿蔵で、大森みやげという人形は群を抜いて完成度が高い作品です。

この名前の根源となっているのは、江戸時代に川崎大師に行った記念として、当時の大森で名産となっている麦藁細工をお土産として買って、帰路に着くのが流行っていたことが由縁です。

なお、大森で当時名産となっていたのは、1番が海苔、2番目に大森和中散(薬の一種です)、3番目が、大森みやげを手に持っている大森麦藁細工でした。

この人形は、昭和の初期からつくられ始めており、粘土を用いらずに、紙と糊を練り合わせてつくった本体、若しくは粘土の原材料として和紙を張り付け、色を付けて完成する人形です。

柔い紙の感触を活かしているのが特徴で、湿気や乾燥に強い仕様となっています。

世に広めたのは、意匠の大森みやげを制作した鹿児島寿蔵で、和紙の元となるコウゾを使ってつくりました。

紙を何度も千切り、何度も糊で貼っては重ね、糊で張っては重ねる工程を行う人形で、彼はこの人形を、芸術品という位置まで上りつめらせました。

この作者は、福岡県の博多で生まれ、幼少より人形を制作することと、作歌となるように志していました。新冬などの歌集を発刊したこともあります。

人形づくりは、テラコッタという人形から始まって、最終的に和紙と出会うことを機会に、強固であるけれど、温か味のある紙塑人形を確立させました。

その後、人形二十団体甲戌会を立ち上げて、同じ年に第1回帝展で入選、それ以降も新文展などに入選しました。

『日本人形 大森みやげ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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