日本人形 地久切手
レア度
買取価格額面通り
額面130円
発行年度1983年

国際文通週間とは、世界の人々がお互いに文通をして文化交流をはかるとともに、国際社会の平和への貢献の意味を込めて設定されました。

スイスのベルンにある郵便事業の国際機関である万国郵便連合(UDP)の結成日である10月9日が国際文通週間の初日となっています。

世界各国で切手を発行していますが、日本とタイは特に毎年発行しており、日本からは浮世絵や絵巻物、屏風絵、日本人形などのシリーズで発行しています。

日本の普通の切手と違い、海外への郵送用に発行されているため、切手の額面も国際郵便の値段になっています。昭和45年以前の古い国際文通週間切手は人気があり高値で売れます。

国際文通週間切手の中で、日本人形の地久切手というものがあり、紙塑人形作家の鹿児島寿蔵によって1961年に創作された人形が図案となっています。鹿児島氏は同年に人間国宝にもなりました。

切手の発行年月日は1983年で額面は130円になります。買取価格は美品なら1枚130円、10面シートで1,000円程度となります。

地久の制作者である人形作家の鹿児島寿蔵さんは、1898年12月10日に福岡県福岡市に生まれ、博多人形師の有岡米次郎に弟子入りし博多人形製作を学びました。

その後、自ら紙塑人形という人形製作の分野を創り、様々な人形を生み出しました。

紙塑人形は、紙を生麩糊(しょうふのり) などで練って固めて作った人形で、紙の柔らかさが活かされていて、湿気や乾燥にも強いのが特徴です。

また、鹿児島寿蔵さんは歌人としても有名でアララギ派に属していて島木赤彦、土屋文明に師事しました。

アララギ派というのは短歌雑誌「アララギ」を中心に活動する歌人の一派で、島木赤彦、土屋文明の他、伊藤左千夫、斎藤茂吉、五味保義など様々な歌人が参加しました。

『日本人形 地久切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。