日本の建築シリーズ 第1集切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2016年

日本には、歴史を物語る上でも重要な建築物がたくさんありますが、それらをより人々に知ってもらうために、切手として発行することも多々あります。

日本の建築シリーズ第1集は、2016年1月8日に発行された比較的新しい切手です。額面は82円となっており平等院鳳凰堂と旧東宮御所が描かれています。それぞれ5枚づつ、計10枚での販売です。

この日本の建築シリーズ第1集の一番の特徴は、印刷方法にあります。凹版印刷と呼ばれる方法で、印刷されているため、私たちが普段使うような切手とは違い、触って楽しめることも出来るんです。

ここで、切手のデザインになっている、平等院鳳凰堂について、少しご紹介していきます。

平等院鳳凰堂は京都府の宇治にあり、10円玉にもデザインされている有名な建築物です。平安時代に栄えた藤原家と縁が深く、藤原頼通が平等院を開く直接のきっかけとなりました。また、頼通の父である道長の別荘にもなっています。

さらに、文学作品を見ても平等院鳳凰堂は多くの作品に出ていることが分かります。一番有名なのは源氏物語です。

源氏物語でも舞台の一つになっているのですが、主人公のモデルであったとされる源融が住んでいた別荘でもありました。

源融と藤原道長、歴史にも名を残す二人の別荘になっていた平等院は、いかに、当時の権力者の象徴であったかを想像することが出来ます。

日本の建築シリーズ第1集は、発行枚数が1,500万枚とかなり少なめでした。82円切手の10枚シートで、買取価格は600円前後になります。

発行される前から、多くの人々に注目を集められていた切手だったので、発売されてからすぐに売れ切れとなってしまったようです。

発行されてからそれほど月日も経っていないので、高値での買取はあまり期待出来ないですが、発行枚数の少なさから、お店によっては良い値段を付けてもらえることもあります。

『日本の建築シリーズ 第1集切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。