日光切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面2銭・4銭・10銭・20銭
発行年度1938年

この切手は、日本全国の国立公園をテーマにした切手で、第一次と第二次のシリーズがあり、第一次は昭和11年からの20年間、第二次は昭和32年からの12年間販売されていました。

特に第一次シリーズの中でも、戦時中の混乱期の前後に発行されたものは貴重でプレミアがついています。

国立公園シリーズはとてもバラエティーに富んでいて、日光国立公園、富士箱根国立公園、瀬戸内海国立公園など様々なものがあります。

戦前の切手の風景のものは逓信省(ていしんしょう)の職員に撮影されたもので、特に日光国立公園以降の切手のいくつかはまるで本格的な山岳写真家が行うような行程で実際に撮影が行われたとのことです。

そのように戦前までは主に写真撮影による風景の切手が多かったのですが、戦後発行のものでは手書きのものも採用されるようになりました。

そのような国立公園シリーズ切手の中でも、日光の切手は1938年に発行されたもので、1934年に日本で初めて国立公園化された日光国立公園が図案として採用されました。

図案は、中禅寺湖や華厳の滝、男体山などの写真も描かれています。

額面は2銭,4銭,10銭,20銭のものがあり、買取価格は2銭、4銭は30円前後で、10銭、20銭は800円前後になります。日光切手の小型シートは美品で1,000円程度となっています。

切手のモデルとなった日光国立公園は、日光市のある栃木県を中心に福島県や群馬県にまでまたがっていて、その領域は日光、鬼怒川、栗山、塩原、那須甲子など地域は広範囲にわたります。

公園地域の多くは那須火山帯の山岳が占めているため、公園内には様々な温泉スポットもあり、鬼怒川、那須、塩原などの温泉地巡りもできます。

また、公園内には世界遺産に登録された神社仏閣もあり公園内の綺麗な自然の景色と見事に融合しています。日光国立公園は紅葉の景色でも有名で見どころとなっています。

また、公園内には中禅寺湖畔や華厳の滝など有名観光スポットがあるため、日光の切手にはそれらが写真として描かれています。

『日光切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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