【新渡戸稲造切手】の買取価格、相場と詳細について

1977年に発売された新渡戸稲造切手。丸メガネをかけた特徴的な風貌は、皆さん誰もが一度は見たことがあるはずです。

岩手県で生まれた新渡戸は、実家にたくさんの洋物の品があったことから、海外特に西洋に非常に強い関心を持っていました。

実家はかなり裕福で、なんと当時にしては珍しく、掛かりつけの医者がいたほどです。

医者ということもあり語学に堪能なわけですから、新渡戸はこのお医者さんから、英語を教えてもらっていました。

10代に入ると東京に上京し、東京大学の前身である学校に入学して、さらに英語にのめり込みます。

そのまま英語関係の道に進むかと思いきや、新渡戸は英語とは縁も所縁もない、農学の道へ進むことを決意し、現在の北海道大学である札幌農学校に入学することになりました。

関係ない道に進んだとはいえ、英語の勉強が全くの無駄だったわけではありません。

新渡戸はその後アメリカに留学し、なんと現地の女性と結婚するまでに至りました。まさに英語が結んだ縁、とでも言うべき出来事ですね。

グローバルに活躍した人物でしたが、その名を一気に広めることになったのが、武士道の出版です。

日本人の根底にある物の考え方、いわば日本人とはどのような生き方をする人種なのか表した本を、得意の英語で書き記し、アメリカで出版しました。

するとたちまち人気に火が付き、アメリカのみならず、世界各国で訳され読まれるようになります。

現在でも、読んでいる人はたくさんいますよね。その影響力は強く、あのルーズベルト大統領までもを感心させたそうです。

新渡戸稲造切手の額面は10円となっていますが、買取価格は約10倍の100円前後です。

『新渡戸稲造切手』を損せず高額買取してもらう方法とは？

文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。