レア度 | ☆ |
---|---|
買取価格 | 額面通り~少し高い |
額面 | 2銭 4銭 |
発行年度 | 1940年 |
教育勅語50年記念切手の発行日は1940年(昭和15年)10月25日です。2銭と4銭が発行されました。2銭と4銭どちらも現在の相場は70円~250円位になります。
教育勅語から50週年を記念して発行された切手になります。
2銭は天皇陛下に勅語を下賜され、表御座所廊下(皇居)を歩く内閣総理大臣山県有朋と文部大臣吉川顕正が描かれています。
4銭は文字だけとなり「忠孝」の文字が描かれていています。忠孝とは陛下に対する尊敬と家族に対する敬愛を意味しています。
2銭の図柄は日本洋画家の安宅安五郎(あたかやすごろう)氏が描いています。
安宅安五郎氏は1910年(明治43年)東京美術学校(東京藝術大学)を卒業し、1921年(大正10年)にヨーロッパに留学し、国内の様々な賞を受賞した画家です。
教育勅語は1890年(明治23年)の10月30日に明治天皇陛下から首相と文相に下賜され、発布されました。
教育勅語とは、天皇陛下の教育に対するお言葉が書かれた勅語になります。
日本が明治維新を迎え西欧の文化が流入するに当たり、それまでの文化が否定されたり、道徳観念の低下を憂いた陛下が発せられたお言葉になります。
草案として内閣法制局井上毅と儒教者元田永孚が中心となって書かれた文章をさらに陛下のお考えを取り入れ作られました。
この勅語の基本は日本国民は家族であり、その家族を大切にすれば、皆が幸せになれるというものでした。この教育勅語は、日本人の教育の基本となりました。
教育勅語は戦後廃止されてしまいましたが、実は西欧でこの教育勅語について書かれた書籍は大ベストセラーとなっています。聖書に次ぐベストセラーです。
この教育勅語というものは本当に人としての基本的な道徳や精神が書かれていますので、世界中の人々に共感されたのです。
『教育勅語50年記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績の豊富な業者に依頼する
記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。
もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。
記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。
2,査定なら2社以上がおすすめ
買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。
もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。