幸田露伴 切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1997年

意匠となっている人物は、現在の東京都台東区にて出生した小説家の幸田露伴です。四男であり、虚弱体質だったこともあり、何度も命が危うくなった幼少時代を過ごしました。

上野戦争が収束したのち神田に身を置くと、現在の筑波大付属小学校に入ります。このときから、読書をよくするようになります。

卒業すると、現在の都立日比谷高校(当時は中学校でした)に入ります。入学後に貧しさで中退し、14歳になって現在の青山学院大学に進学します。

しかし、この学校も中退することになってしまい、東京府図書館に行くようになります。

16歳になって、現在の逓信官吏練習所に入り、卒業して電気技師になります。その後に坪内逍遥などを知り、作家の道に進む思いが強くなります。

1887年になると、電気技師を放棄して東京に戻ります。その後、父親が営んでいた店で働きながら、井原西鶴をよく読みました。

1889年に都の花を世に出し、山田美沙という女性作家に激励を受けたこともあり、ストイックに作品を出していき、作家としての地位につきます。

1904年に何度も筆が進まなくなった作品を書くのを止め、それ以降には、史伝を書くことであったり、古典の解釈をして評したりするようになりました。解釈して評した作品には、南総里見八犬伝などがあります。

1908年になると、京都帝國大学文科大学の国文学講座の講師になりました。

今まで講師を体験したことがない彼の授業を受けた青木正児は、「決して話はうまくないが、学生間での評判は上々であった」と言った趣旨の内容を語っています。

暫く作品を出さずにいた露伴は、短編集をまとめた作品と運命を世に出すと、世間では絶賛され、文壇に返り咲くようになります。

小説以外にも、道教についての造詣が深かったと言われています。

切手の買取価格は概ね、1枚額面の80円ほどになっています。

『幸田露伴 切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。