平城遷都1300年記念切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2015年

平城遷都1300年記念切手は2010年4月23日に発行された特殊切手です。

これは710年に平安京に遷都されてからちょうど1300年になることを記念して発行されました。

その額面は80円で、合計1300万枚(130万シート)発行されました。

図案は10枚すべて別々のもので、平安時代にゆかりのある建物や仏像がそろっており、歴史好きの人にはたまらないシートになっています。

もともと奈良時代は聖武天皇が国分寺を建立するなど、仏教を広めていく鎮護国家でした。

この影響で奈良時代は仏教が多大な力を持つことになり、そのせいで政争も絶えませんでした。このような状況を打破するために長岡京の遷都が行われます。

この遷都に関連して、当時この遷都を前線で指揮していた藤原種継が暗殺されてしまいます。これを巡って桓武天皇は早良親王を罰する形で処分してしまいます。

この事件が起こってから、桓武天皇の周りでは不幸なことが相次ぎました。皇后や自らの母親が立て続けに亡くなり、民衆は飢餓で苦しむといったことが起こります。

これに対して桓武天皇は当時は悪い死に方をした人物の祟りが現世に降り注ぐという信仰があったため、これらは早良親王の祟りであるとして、心機一転しようと考えます。

その具体的な手段として用いられたのが平安京への遷都でした。

平城遷都1300年記念切手の相場は10枚シートのもので800円前後の買取価格になっています。

もしハードカバー切手帳タイプのものをお持ちであればそちらは1200円~1500円程度での買取が期待できます。

『平城遷都1300年記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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