工芸美術切手 小型シート
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
額面
発行年度1978年

1978年8月26日に発行された中国切手であり、有名な一枚です。大きさは139mm×89mmとなっています。天女と題されているように、非常に美しい天女の絵画が印刷されています。

発行された1978年は、1960年代頃から1980年代頃の文化大革命が行われていた時代です。この時代の中国の切手はプレミア中国切手と呼ばれ、この切手も含まれます。

このような切手は、額面以上の値段で売却できる可能性が高いです。そもそも、文化大革命時代には、切手の収集が様々な規制により難しくなってしまっていたことから、残存する切手の価値はとても高くなっています。

また、発行部数が少なかったことにより、希少性が高くなっており、高額での買い取りが期待できます。買い取り価格は状態によりますが、15,000円前後になります。

また、この切手は「工芸美術小型シート」とあるように小型のシートですが、ほかに10種類のバラでの中国切手も発行されています。

バラの切手はあまりプレミアがついていないものの、どちらか片方だけで売却してしまうより、小型シート単品のみではなく、10種類のバラ切手と共に揃った状態で売却すれば、さらに査定額が大きく上昇することでしょう。

また、編号は「T29m」です。この、中国切手につけられている記号の「編号」は、おおよその発行年数の目安となるものです。そして、編号の数字の後ろに「m」と付いていますが、これは小型シートを表しているからです。

また、 1974年以降の編号には「T」と「J」とがあり、今回の「T」は特殊切手を表します。理由は、「特殊」の中国語をローマ字で表記すると「TEZHONG」となることから、頭文字の略号として使われているのです。

「T」の後の数字は、Tの編号になってから何番目に発行されたものなのかを表します。今回は「T29」なので、29番目に発行された特殊切手という意味となっています。

『工芸美術切手 小型シート』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。