【山下白雨切手】の買取価格、相場と詳細について

葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景（富岳三十六景）」の1枚「山下白雨（さんかはくう）」がモチーフとなっています。

切手趣味週間記念切手、第一弾として販売されました。1947年11月1日に発行され、発行部数は3,000,000枚です。

1円の切手5枚の小型シートとなっています。

これは、単純な青色単色刷りであり、ミシン目も糊もついていないシート切手でした。

単色刷りでありながら、細部まで緻密に描写され、人気が出ないはずがないと思われましたが、切手趣味週間そのものに、認知度がなかったせいでしょうか。あまり売れずに在庫が大量に出てしまいました。

買取価格は1シート300円前後です。

ただし、この切手に加刷したものが、1948年に葛飾北斎百年祭で販売されました。切手趣味週間として販売されたけれども、不良在庫となっていたものが、この葛飾北斎百年祭で無事に完売となりました。

加刷されたものは買取価格が、1,000円程度です。記念印が押してあればさらに価値は高くなります。

葛飾北斎は、「富嶽三十六景」、「北斎漫画」が代表作の江戸時代後期の浮世絵師です。

「富嶽三十六景」は、46枚あります。最初は、36枚で終了の予定でしたが、人気があったため、10枚追加されました。この10枚は、裏富士とも呼ばれています。

葛飾北斎自身は、かなりの変人で自分自身が納得しなければ、いくらお金を積まれても、仕事を受けない部分もありましたが、お金にはルーズなところがあり、着るものにもさえ、困窮していたそうです。ただし、自分自身は、特に気にもしていなかったみたいですが。

葛飾北斎は、世界的にも有名であり、名画「ひまわり」で有名な画家ゴッホや西洋の画家達にも、影響を与えました。それだけではなく、工芸派、音楽家にも影響を与えていきました。

『』を損せず高額買取してもらう方法とは？

切手趣味週間は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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