山の日制定切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2016年

山の日制定切手は2016年8月10日に発行された特殊切手です。

額面は82円で、累計900万枚(90万シート)発行されました。この年から8月11日を山の日に制定することを記念して発行されたのがこの切手です。

切手の絵柄はシート内の10枚ですべて異なっており、日本の代表的な山と、そこに生息する植物を中心にまとめられています。

また、背景やその下部にも富士山やシャクナゲといった代表的なものが記載されるなどの工夫が見られます。

山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という名目のもと制定されました。

この山の日の制定において日付の決定には紆余曲折がありました。

当初は祭日のない6月や8月のお盆前、海の日の翌日を山の日にする案が挙げられましたが、お盆前でありなおかつその後に連休に繋げやすいという事で8月12日にする案が初期にまとめられました。

しかし8月12日という日付は1985年に日本航空の墜落事故が起こった日でした。

この事故により524人の乗員のうち520人が亡くなるという大惨事となりました。

この事故にでは飛行機は最終的に「山」に墜落してしまったことからこの日を山の日とするのは不適格だという声が多く、結果として8月11日になりました。

8月11日になったのはあくまでも候補の前日だったからであり、深い意味はないとされています。そのため、山の日の制定にはある程度批判的な意見も見られました。

山の日制定切手の相場は10枚の1シートで800円前後になっています。

額面程度の価値になりますが、他の切手と一緒に査定をすると価値が高くなることがあります。

『山の日制定切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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