小判切手
レア度☆☆☆
買取価格少し高い~非常に高い
額面5厘 1銭 2銭 4銭 5銭
発行年度1876年

日本で昔に発行されていた切手はその期間が短いものが多いですが、小判切手は他の切手に比べて発行期間が比較的長い、というのが特徴です。

1876年~1892年と、14年間も発行されていました。またその間に、印刷されている色や額面が変わったりした事から、旧小判・新小判と区別されて呼ばれています。

小判切手は、機械で生産した切手であるという点も大きな特徴の一つです。それまでの日本は切手を発行する際、手作業で切手を印刷していました。

しかし、キヨッソーネというイタリアの版画家が明治時代に日本にやって来て、電胎法凸版印刷という技法を伝え、その頃から手作業ではなく機械で生産する方法に変わったのです。

明治時代には、西洋文化が入ってくる文明開化が行われました。

西洋の技術が多く入ってくる時期でしたので、それらの一環として小判切手が作られるようになり、そしてこの機械で生産する方法が、日本の印刷技術が飛躍する第一歩となったのです。

実際に小判切手が発行されて以降、切手の大量生産が可能になりました。

小判は歴史的に見ても重要な意味を持つ切手であるので、普通切手ではありますが、プレミアムの価値がついています。

買取価格は価値の低い種類~20,000円ほどとなっています。

具体例をいくつかご紹介します。

  • 旧小判5厘が1,000円以下
  • 旧小判1銭黒が3,000円
  • 旧小判6銭が10,000円
  • 旧小判10銭が5,000円
  • 旧小判12銭が20,000円程度
  • 新小判50銭が5,000円~10,000円
  • 新小判1円が10,000円~15,000円

切手の種類も30種類ほどあるため一概には言えませんが、おおよそ高い価値がつくと言っても良いでしょう。

さらに前述した通り、小判には旧小判と新小判に分かれます。それらの時期によっても価値は変わってくるので、注意が必要です。

また、完全な美品であるのか使用済み切手なのか、使用されてはいたものの状態は良い等でも変わってくるため、専門の切手買取業者でしっかり見てもらいましょう。

『小判切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

普通切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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