レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 50円 |
発行年度 | 1977年 |
寒山図切手は第2次国宝切手として発行されました。1977年8月25日の発行になります。
切手の買取価格は1枚数十円、20面シートは1,000円程度となります。
寒山図とは南北朝時代(1300年代)に描かれた、画家可翁の作品で、これは水墨画で描かれた絵画となっています。
ただし、実は可翁の作品かどうかはハッキリとはしていません。可翁の印が押されている事から可翁の作品ではないかとされています。
寒山図は当然国宝として指定され、指定年月日は1952年の11月22日となっています。
可翁は鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した水墨画の巨匠ともいえる人物です。
寒山図と名づけられた水墨画ではありますが、ここに描かれた人物は超然とした自信あふれる人物として描かれています。また、この人物より当時の人々の服装が解ります。
この寒山図切手の図柄としては人物が大きく映されています。元々の寒山図は木の下で佇む人物を描き出しています。
この切手に取り上げられた図柄と本物の水墨画の構図では少しイメージが変わっていますので、この切手に興味を持った方は、本物の寒山図を是非見てください。
こういう意味があるのかと考えされ、改めてイメージが変わると思われる1枚の素晴らしい水墨画であります。
当時にこの水墨画を描いたとされる可翁の作品は何点か現存しておりますが、国の重要文化財に指定されているものも多くあります。
可翁の作品は中国の作品に影響を受けたとされていますが、それを発展させ日本の水墨画の礎を築いていった人物であります。
『寒山図切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
国宝シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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