富士箱根(1949年)切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面2円・8円・14円・24円
発行年度1949年

富士箱根(1949年)切手は国立公園シリーズ切手です。

富士箱根と名前が付いているように富士山が図案となっています。このシリーズ切手はイラストでは無く、写真が使われている切手となっています。

この切手が発行されたのは、昭和24年7月15日です。4種類発行され、三つ峠富士、河口湖富士、七面山富士、山中湖富士とそれぞれの場所から見える富士山を図案としています。

それぞれの額面は2円、8円、14円、24円となります。

この4種類が1シート20枚で発行されました。それとは別に4種各1枚ずつの小型シートも発売され、この小型シートには高い価値があります。

販売価格は10,000円近いの値段が付いても不思議ではない価値の小型切手シートとなります。

このシリーズ切手は人気のある切手です。戦前から発行され、戦時中一時期発行が止まりましたが、戦後また発行が始まりました。

この切手は第2次の切手となります。この切手は500万枚の発行です。なぜそんなにも大量に発行されたかと言うと、ちょうどその頃、外国郵便料金の改定がありその料金の切手が無かったことから大量発行に踏み切りました。

この切手の額面が外国郵便料金と同じ額だったからです。この料金に合せた普通切手の発行の予定もあったのですが、発行の遅れから結果、富士箱根(1949年)切手が多く発行されたのです。

このシリーズは数多くの種類が発行されましたが、発行枚数は50万枚や100万枚程度でしたのでいかに富士箱根切手が多くの枚数が発行されたのかがわかります。

この富士箱根(1949年)切手は実際に使われた量が多いので、現在の残存数が発行枚数の割に少なくなっています。

買取価格は2円・8円が100円、14円が50円、24円が300円前後になります。富士箱根(1949年)の小型シートは美品なら買取価格2,000円前後となります。

『富士箱根(1949年)切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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