室戸阿南海岸切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1966年

四国に広がる室戸阿南(むろとあなん)海岸は、1964年に国定公園に指定された海岸公園です。周りに建物や工事がほとんどないため、水の質がとても高く、魚や貝類などの海の宝庫でもあります。

公園の名前にもなっている室戸は、高知県にある室戸岬を意味しています。

灯台やお遍路の番所が人気のスポットですが、空海にゆかりのある四国とあって、御厨人窟(みくろど)と呼ばれる、空海にまつわる伝説が残る洞窟が、室戸岬にはあります。

どういう伝説かというと、まだ空海が幼かった頃、この洞窟を拠点に暮らしていたというものです。

洞窟内から外を見ると、それはまさに絶景。真っ青な空と海が一面に広がり、逆に空と海以外は何も見えなかったそうです。

現在でもその景色を見ることは出来ますが、空海がいた頃に比べて海が若干引いてしまったため、空海が見た景色と全く同じものを見ているわけではありません。

しかしそれでも、美しいことには変わりなく、心が洗われるようなそんな清々しい気持ちになれます。

ここまでくるとお気づきになると思いますが、空海という名前は、洞窟から見た空と海に由来しているんですね。名前にまでしてしまうとは、幼かった少年の心にどれだけの感銘を与えたのか、理解することが出来ます。

室戸阿南海岸国定公園には、ゴロゴロ浜と呼ばれる面白い名前を持った浜もあります。

名前の通り、丸くて大きなゴロゴロした石が浜辺にあることからその名が付けられたのですが、この石にもまた空海にまつわる伝説があります。

なんとこの石を持ち帰ると、空海のご利益を受けられるそうです。しかし誰もが皆受けられるというわけではなく、お遍路をしている人に限られているみたいなので、興味のある方はぜひ、お遍路に行ってみてください。

切手の買取価格は10円前後になります。

『室戸阿南海岸切手(2種)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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