姫路城天守閣切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1994年

「姫路城天守閣」切手とは、第一次世界遺産を集めた切手の第一集で、西暦1994年(平成6年)12月に発行されました。

この第一次世界遺産シリーズでは、4つの世界遺産にフォーカスを合わせ、第一集では「姫路城」、第二集では「法隆寺」、第三集では「屋久島」、第四集では「白神山地」が取り上げられています。

各集2種類の切手が発行され、合計で8種類の第一次世界遺産シリーズの切手が存在しています。

第一集として、この「姫路城天守閣切手」と「姫路城図切手」が同時に発行されました。

天守閣とは、戦国時代以後の城に建造された特徴的な建造物である天守をさす俗語です。

勘違いをしている場合が多いのですが、天守閣とは城のことをさす言葉ではありませんし、戦国時代以後の城に必ず天守閣があるというわけでもありません。

むしろ、天守閣がある城のほうが珍しく、今なお天守閣が残っている城は全国でも12城となっています。

姫路城の天守閣はその中でも珍しい、連立式天守と呼ばれるもので複数の小天守や櫓、大天守を環状に繋げたものになります。

姫路城の場合は乾小天守、西小天守、東小天守、そして大天守を繋げた連立式天守ということになり、この切手にはその一部である大天守と乾小天守、西小天守がみてとれます。

遺産に指定された理由は大きく二つあります。

一つ目は、複数の天守を持ち、防御に優れた日本独特の城郭構造の代表的な建造物だということ。

2つ目は、主要な建造物が木造だということです。この木造による建築様式や意匠は世界でもかなり貴重なものとなっています。

そんな貴重な姫路城天守閣を題材としたこの切手は額面が80円の、80円切手を20枚1シートの状態で発行され、発行部数は2,000万枚になります。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は20枚シートで1,600円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『姫路城天守閣切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。