姫路城図切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1994年

世界遺産シリーズ切手「姫路城図」切手は、第一次世界遺産シリーズの第一集として、1994年(平成6年)12月14日に発行された切手です。

この第一次世界遺産シリーズでは、日本の誇る世界遺産4つをそれぞれ2種類の絵柄で切手にしたもので、第一集では、兵庫県にある姫山を城地として作られた「姫路城」が選ばれました。

姫路城を題材とした第一集では、珍しい連立式天守である天守閣をメインに据えた「姫路城天守閣」と、この「姫路城図」の2種類の切手が発行されました。

この姫路城は別名、白鷺城(はくろじょう)と呼ばれており、現在も美しい状態で残っている数少ない城のひとつですが、この姫路城が今の姿になるには幾代もの城主の交代があったからこそになります。

遡れば鎌倉時代の末期、この姫山に砦を築いた赤松則村。その則村の次男である赤松貞範が姫路城の基礎を築きました。

それから二百年余りののち、安土桃山時代に、羽柴秀吉が新たな城主となり、隣の鷺山まで城地を広げ三重の天守を築きました。

それまでは姫山に城地があったため姫山城と呼ばれていましたが、秀吉が姫路城と命名し、その後は姫路城と呼ばれ続けています。

このときの姫路城は今のような姿ではありません、その後池田輝政が城主として入城してから姫路城には大きな改修が行われ、五層七階の大天守を築くなど8年もの歳月をかけて、今の立派な城郭になるに至りました。

この「姫路城図」はそんな立派な城郭である姫路城を1894年に熊谷直行の依頼により、旧姫路藩士であった高橋正身が描いた図になります。

姫路城図を描くにあたって詳しく調査が行われ、西南方にある手柄山からの俯瞰図となっており、天守閣だけでなく、城壁や櫓、門も描かれています。

この切手は額面が80円の、80円切手を20枚1シートの状態で販売されており、発行部数は2,000万枚になります。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は20枚シートで1,600円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『姫路城図切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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