天竜奥三河切手
レア度
買取価格額面通り
額面20円
発行年度1973年

天竜奥三河は、国立公園シリーズとして1973年に発行された切手です。鳳来寺山の参詣道がデザインされており、青一色で描かれています。

この国立公園は、一つの県にあるというわけではなく、愛知県・静岡県・長野県の3県にまたがる、広大な公園です。

3県にまたがっているため、様々な景勝地が点在しており、切手のデザインデザインである鳳来寺山も、景勝地の一つです。

鳳来寺山は愛知県にあるお寺で、今から1,300年以上も前も702年に建てられた、由緒あるお寺です。

切り立った山の中にあり、石段は1,425段もあるというなんとも険しい山道。石段を登りきると、そこには徳川家康が建てたと言われている、仁王門があります。

鳳来寺山には、コノハズクというフクロウが生息しています。コノハズクは、ブッポウソウと言っているような鳴き声をするのですが、なんとその鳴き声を初めて記録した場所が、この鳳来寺山だそう。

長年、この鳴き声の正体が誰だか分からずにいたのですが、それもそのはず、コノハズクは5月から6月という、わずかな期間にしか鳴かない鳥です。

きっかけは、ラジオ放送でたまたま鳴き声が撮れたことによるのですが、その偶然が無かったら、今もコノハズクの鳴き声は解明されていなかったかもしれませんね。

もう一つ、天竜奥三河の景勝地についてご紹介します。愛知県にある阿寺の七滝は、透き通った水がとても綺麗な滝です。昔から竜が信仰されており、どこか神秘的な雰囲気が漂っています。

阿寺の七滝には、ある伝説が残っています。それは、平安時代に陰陽師として活躍した安倍清明が、若い時にこの場所で滝修行を行ったというもの。

不思議な力を持っていた清明ですが、この地からもらったパワーが、その原動力になっていたのかもしれません。

切手の買取価格は10円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

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1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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