天女・風神航空切手
レア度
買取価格額面通り
額面9セント~35セント
発行年度1961年

切手の意匠は3種類あり、天女、風神、雷神となっています。

買取価格はだいたい、全て5種類揃った状態で200円ほどになります。

1959年、沖縄で航空郵便料金が変更されますが、切手の製造が追いつかずそれまでの航空切手に加刷する形でカバーしていました。

この「天女・風神航空切手」によってようやく航空切手が新たに発行されることになりました。風神の27セントは、日本からアメリカへ送る航空郵便料金になっています。

図案の天女というのは、実際存在しない伝説の生き物です。天女は、天部という仏教に於いて、天界に住んでいる女性を指しています。

天帝(天界で1番高尚な存在)に仕えています。容姿が人間より美麗であるという点以外では、人間と大幅に変わっている部分はなく、羽衣というとても軽い衣装を纏っています。

その衣服の力を用いて、空を自在に滑空するとされていますが、この羽衣を奪取されて天界に帰ることが出来ず、地上に住んでいる男性と結婚する話が古来より伝承されています。

羽衣の伝説は日本ばかりではありません。朝鮮などでも伝説があり、民俗学の観点では、渡来人であるという説だったり、異類婚姻の1つではないかという説が浮上する一方で、地球外生命体という意見もあります。

奄美大島だと、天女は雨を降らすことが可能であり、男性の命を奪取できる能力を持っているので、死神のような存在だと伝承されています。

風神は風の精霊、若しくは妖怪のことを指しております。“古事記”や“日本書紀”では、シナツヒコが風神と定義されています。

“古事記”であると、伊弉諾(いざなぎ)と伊弉冉(いざなみ)の間の子であると定められています。

妖怪としての風神は、役病を持ってくるような存在で、空気の流れを変えることで農作物であったり漁業であったりに多大なる被害を与えます。

雷神は菅原道真の転生した姿であると伝承されており、親しみの意味を込めて“雷さま”の愛称で呼ばれています。

夏場で腹を露出したままでいると、雷様におへそをとられてしまうという話は有名で、それから逃れるには、蚊帳に入り込み、「桑原、桑原」と繰り返しえ詠唱する方法が伝わっています。

『天女・風神航空切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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