大山・瀬戸内海切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面2銭・4銭・10銭・20銭
発行年度1939年

切手の図柄となっているのは2つの公園です。1つは大山隠岐国立公園。もう1つは瀬戸内海国立公園です。

前者の公園は、3つの県をまたいで存在します。元は1936年の2月1日に十和田国立公園と一緒に大山という山を拠点とした地域が定められたのが、最初となっています。

面積はおよそ7万ヘクタール。山岳の風景と海岸の景観が見事に共存しているのが、この公園の特筆すべき点であり、山陰地方の真ん中を代表する景勝地が集まっています。

主な景勝地のうち1つの大山は、中国地方の中でも1,2を争うほどの高さを誇る山で、出雲富士という呼称で呼ばれることもある火山です。

西側の斜面は優美な形状をしており、山の麓では、枡水高原が見受けられます。ですが、南側は打って変わって険しい形状をしています。

この山は古来より山岳信仰であったり、修験道のメッカとしても著名で、大山寺が建っています。

後者の公園は、瀬戸内海を拠点にしている国立公園です。1934年の3月16日に日本で1番初めの国立公園として定められました。

昔は指定区域が今より狭く、その後の何度かの拡張により、昨今では、西は北九州市、東になると和歌山市までを区域とする雄大な公園へと変貌を遂げました。

この公園で、特に名を馳せているスポットは、六甲山地という兵庫県の南東に所在がある山地です。他の呼びかたで六甲連山とも呼ばれています。

その中には、山の天辺に天狗塚がある標高700メートル弱の長峰山であったり、有馬三山のうち1つに入る、標高800メートルほどの湯槽谷山などがあります。イカリ山という神戸のシンボルに値する山もあります。

切手の買取価格は2銭が30円、4銭・10銭・20銭が500円前後になります。大山・瀬戸内海切手の小型シートは美品なら1,000円~2,000円となります。

『大山・瀬戸内海切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。