大屯・新高阿里山切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面2銭 4銭 10銭 20銭
発行年度1941年

この公園は、日本が台湾を支配していた頃に日本の公園として登録されました。昨今だと玉山国家公園として定められています。

東アジアのなかでも他の追随を許さない標高を誇る玉山であったり、阿里山のヒノキであったり、登山鉄道であったりが見どころです。

台湾のほとんど真ん中にある玉山は、高さが3,952mであり、台湾内で一番高い山でした。

そのため、日本が台湾を統治していた時代には、当時の天皇(明治)により、富士山(3776m)よりも高く、新しく日本最高峰の山になったという意味を込めて新高山と命名しました。

しかしこの山が、日本の手中にあることが気に入らなかったこの山の近辺に居住しているブヌン族という台湾の民族は、日本の警察官を殺害して、第二次世界大戦が収束するまで何度も抗い続けました。

この山は、第二次世界大戦で日本が負け、所有権が中国に代わるときに、現在の名前に戻りました。

それからは、重要な軍事拠点として定められて、山に入るためには中国政府が許可を下さないと入れませんでした。昨今でも、一部の観光地以外に入るためには、許可が下らないといけません。

阿里山は、15の山から成り立つ国家風景区です。国家風景区は、日本でいう国定公園と同じ意味です。この山が連なる場所で1番高い山は、大塔山で2,663メートルを誇ります。

五大奇観として名を馳せており、3月ごろになると桜の名所となります。

植物は、熱帯、暖帯、温帯の物が見受けられます。1,800メートルを超える場所になると、樹齢が1,000年以上のタイワンヒノキを数多く見受けられます。

この植物は、靖国神社の神門等の材料として使われました。

買取価格は2銭・4銭が100円、10銭・20銭が800円前後になります。

『大屯・新高阿里山切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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