レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
額面 | 8円 |
発行年度 | 1950年 |
この切手は、イギリス人作家であるシェイクスピアの作品を、日本語に訳したことで有名な、坪内逍遥(つぼうちしょうよう)がデザインされています。豊かなヒゲに丸メガネという出で立ちが、特徴的な人物です。
買取価格は100円程度になります。シートであれば1枚当たりの価格がアップします。
幼き頃から文学に親しんでいた坪内は、開成高校から東京大学へ進学するほどの秀才でした。
その後、現在の早稲田大学で教授を務め、様々な作品を書き綴る日々を送ります。ここまで見てきても分かる通り、坪内はいわゆるエリートの人生を歩んできたようです。
当時、現在ほど当たり前に使われていなかった英語を理解し、それを民衆に分かりやすいように翻訳するだけでもすごいことですが、なんと言っても坪内のすごさは、シェイクスピアの作品を全部翻訳したというところでしょう。
シェイクスピアは、世界の中でも特に評価されている文学者として知られるほど、巧妙で人間の心の内を絶妙に表した作品を数々残しています。
そんな素晴らしい作品を、坪内は言わば日本に広めてくれた第一人者なのです。
もし坪内が翻訳してくれなかったなら、私達日本人がシェイクスピアを知るのは、もっとずっと後だったかもしれませんね。
坪内はもとは遊女であった女性を妻として迎えています。二人の出会いは、まだ坪内が大学生だった頃。何度も何度も通い、通い続けることなんと数年。
彼の気持ちが伝わり、結婚に至ったそうです。まるで漫画のような一途な愛の行方を、あの松本清張も作品として表しています。
二人の間には子供がいなかったので養子を何人か迎えています。家族を大切にする、そんな温かな一面を垣間見れるようですね。
偉大な功績を残した坪内逍遥は、内面までもが優れた人物でありました。
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文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
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買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
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