レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2008年 |
2008年12月にふるさと切手として発売された、地方自治法施行60周年記念シリーズ 島根県は、島根県の風景を5枚のデザインに収めた切手です。
島根県をモチーフにしたこの切手は、地方自治シリーズのうち、3番目の発行となりました。
シート上部の切手は石見銀山の銀で作られた御取納丁銀と牡丹が採用されています。
石見銀山は戦国時代最大の銀山で、ここで産出された銀貨は現在70枚が残っています。それらは「御取納丁銀」、「石州文禄丁銀」、「御公用丁銀」の3種類になります。
御取納丁銀は、中国地方の大名だった毛利元就が正親町天皇の即位を祝って献上した銀貨になります。
石見銀山は2007年に世界遺産登録され、世界から注目される歴史遺産となっています。
デザインの一つである国賀海岸(くにがかいがん)は、国の名勝に加えて国立公園にも指定されている、自然豊かな海岸です。
切手には真っ青な海を背景としながら、のんびりと牧草を食べている牛が写されており、とてものどかな雰囲気となっています。
この国賀海岸の特徴はなんと言っても、急勾配の斜面。海岸と言っても、ほとんどが崖で作られているので、自然の力強さを必然的に感じ取ることが出来ます。
切り立った崖から眺める風景は、なんとも言えないような感動を、私達に与えてくれています。
また海岸自体の全長も、約13㎞と非常に長いです。その分ゆったりと散歩することが出来るので、晴れた日には、島根県の澄んだ空気と青い海を見ながらお散歩するというコースが、地元民のみならず観光客にも人気のルートとなっています。
もう一つ、切手のデザインを紹介します。津和野と名前が付けられた切手のデザインは、島根県の南西にある津和野町の、歴史ある城下町の姿をモチーフとしています。
この津和野町は、京都のような情緒漂う雰囲気を持つ町ということもあって、よく「小京都」とも呼ばれています。
津和野で有名な人物と言えば、小説家でお馴染みの森鴎外です。森鴎外の作品はよく、国語の教科書にも載っていますよね。
普通何かの才能に秀でている人は、それにのみ集中するというイメージがあるのですが、この森鴎外はなんと小説以外のまの、例えば医学などにも精通していました。
文学と医学という全く正反対の学問を極めていた人物は、歴史上を見てもおそらく少ないのではないでしょうか。津和野町のゆったりとした空間で、のびのびと勉強出来たからかもしれません。
切手の買取価格は5面シートで400円前後になります。
『地方自治法施行60周年記念シリーズ 島根県切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
地方自治体シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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