レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 82円 |
発行年度 | 2014年 |
この切手は2014年10月8日に発行され、埼玉県を題材にしています。額面は82円で、1シートは5枚の切手から成っています。
シート寸法は縦175.0mmと横93.5mmで、100万シート(500万枚)発行されました。
この切手をデザインしたのは切手デザイナーの丸山智氏です。同氏は日本郵便本社の一角にある切手デザイン室で仕事をしています。
1枚目には渋沢栄一と時の鐘が描かれています。渋沢栄一は1840年に現在の深谷市に生まれました。
渋沢は武士の家に生まれましたが、明治時代に多くの武士が事業で失敗し、「武士の商法」という言葉さえ生まれたのにもかかわらず、多くの会社を設立して成功させました。
時の鐘は川越市の蔵造の街並みの中にある鐘で約400年前に建てられましたが、1893年の川越大火の際に焼失した直後に今の鐘に建て替えられました。
今でも毎日6:00、12:00、15:00,18:00の4回にわたって鳴らされます。最寄り駅は西武新宿線の本川越です。
2枚目には埼玉スタジアム2002が描かれています。このスタジアムは2002年にワールドカップを開催するため建設されました。
6万人以上を収容することができ、浦和レッズのホームとしても使われています。最寄り駅は埼玉高速鉄道の浦和美園です。
3枚目には日本三大曳山祭りの一つである秩父夜祭が描かれています。毎年12月3日に秩父市で開催されます。
町中を山車が曳き回され、数多くの花火が打ち上げられます。2016年には文化遺産となりました。最寄り駅は西武秩父線の西武秩父、秩父鉄道の秩父とお花畑です。
4枚目には熊谷市にある歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうてんどう)が描かれています。
東京都台東区の本龍院と奈良県生駒市の宝山寺と並んで日本三大聖天の一つとされています。
近くでは聖天寿司という名物の稲荷寿司が売られています。交通はJR熊谷駅から朝日バスで「妻沼聖天前」で下車します。
5枚目には行田市にある埼玉(さきたま)古墳群の丸墓山古墳が描かれています。この古墳は9基ある古墳のうちの一つで、直径が100mあり日本最大の円墳となっています。
交通はJR行田駅から観光拠点循環コースの左回りの市内循環バスで「埼玉古墳公園前」で下車するという方法がありますが、本数が少ないので注意が必要です。JR北鴻巣駅から約1時間歩くという方法もあります。
シートの背景には長瀞が描かれています。長瀞町を縦貫して流れる荒川の両岸に名称および天然記念物保存区域として指定されているところがあり、この場所ではライン下りを楽しむことができます。
荒川の水量により休業となることがあるので注意が必要です。交通は秩父鉄道の長瀞駅が便利です。
切手の買取価格は5面シートで400円前後になります。
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