国連防災世界会議記念切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2005年

国連防災世界会議記念切手は2005年1月11日に発行された特殊切手です。

額面が80円で、絵柄には地震にゆかりのあるナマズと伝説上の生き物である難儀鳥が描かれています。全体のデザインは切手デザイナーの玉木明さんが担当しました。

難儀鳥は江戸時代の安政の大震災の後に描かれた作者不詳の作品です。

その身体は独特なつくりをしており、翼は本や反物、くちばしはフタのついわお椀といったように当時の地震によって仕事を失った者たちの仕事道具で作られています。

この絵が描かれているのは当時より風俗の中心であった吉原であるとされ、このあたりは地震の被害がもったも大きかった場所だと言われています。

切手のデザインになっているのは江戸時代に描かれた絵のあくまでも一部分で、切手のイラストの下には本来酒盛りをする町人の姿が描かれています。

この町人たちは震災によって商売が潤った大工やとび職の人たちです。

2005年に国連防災世界会議が兵庫県の神戸市で開催されました。

これは1995年に起こった阪神淡路大震災からちょうど10年を迎える節目の年です。

この会議では21世紀における新しい防災政策の指針を示すとともに、災害による被害の軽減を目指していました。

2005年の会議の中では、多彩な災害に対応するため地球的な早期警報システムが創設されることが決まっています。

過去にこの会議は10年おきに3回行われていますが、その会場はいずれも日本であり、日本の防災意識の高さをうかがい知ることが出来ます。

国連防災世界会議記念切手の相場は10枚セットの1シートで800円前後になっています。

『国連防災世界会議記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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