国定公園切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円 15円 20円
発行年度1958年

日本で最初に発行された特殊切手は1935年の年賀切手、それ以降、多くの特殊切手が発行されていますが、長期にわたり発行されたのが国定公園をテーマにした国定公園切手です。

国定公園切手は、1958年から1973年までの15年間にわたり計41回59種類を発行、一番初めに発行されたのは新潟県の佐渡弥彦米山国定公園です。

国内で最初に制定(1950年)された国定公園が、弥彦地域・米山地域・佐渡地域の3ヶ所からなる佐渡弥彦米山国定公園です。

佐渡弥彦米山国定公園の特殊切手は、「弥彦山と越後平野」・「外海府海岸と佐渡おけさ」がデザインされたものの2種類です。

新潟県中部から北部にかけて広がるのが日本有数の穀倉地帯となっている越後平野、越後平野の日本海沿いに連なる主峰が標高634mの弥彦山です。

越後平野は関東平野に次ぐ大平野、そのため弥彦山は新潟県の広い地域から見ることが可能、弥彦山に登れば越後平野や日本海の眺望が楽しめます。

佐渡島(新潟県)の北部に位置するのが、日本海の荒波によって形成された「外海府海岸」です。

佐渡島全域を市域とする佐渡市は、かつて佐渡国(さどのくに)に属しており、佐渡国に伝わる民謡がハイヤ節のひとつである「佐渡おけさ」です。

佐渡の由来は山と山とに挟まれた狭処、佐渡島は現在ひとつの島ですが、もともとは二つの山がぶつかって出来ました。

佐渡弥彦米山国定公園の特殊切手が発行された翌年の3月には山口県中央部に広がるカルスト台地の秋吉台国定公園切手(2種類)、9月には大分県・福岡県・熊本県にまたがる耶馬日田英彦山国定公園切手(2種類)が発行されています。

国定公園切手としては、秋吉台国定公園切手と耶馬日田英彦山国定公園切手が最も高額に評価、単片160円程(額面10円)で販売されています。

国定公園切手として最後に発行されたのが、長野県・静岡県・愛知県にまたがる天竜奥三河国定公園切手2種類、単片50円程(額面20円)で販売されています。

『国定公園切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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