唐招提寺金堂切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円
発行年度1977年

「唐招提寺金堂」切手は、昭和52年に第2次国宝シリーズ第2集で発行されました。

唐招提寺は、759年に唐の高僧・鑑真和上によって創建されました。

鑑真は、聖武天皇の招きによって、両眼を失明しながらも12年の歳月をかけて渡来。井上靖の小説「天平の甍」で、読んだことがある人もいるのではないでしょうか。

金堂は奈良時代の唯一の建築様式で、間口の広い外観は8本の太い丸柱によって支えられており、壁のない吹き抜けになっているのが特徴です。

その軒下に整然と並ぶ組み木は、天平建築らしい様式美を創りだしています。

また、大きな屋根の勾配はゆったりと流れ、遠くから眺めると本瓦屋根がお堂の半分くらいまで被っていて、全体に調和のとれた印象を与えています。

堂内には、奈良時代に造られた本尊の盧遮那仏、平安時代に造られた薬師如来像、千本の腕を持つ千手観音、その周りには、四天王である持国天立像や、増長天立像、広目天立蔵、多聞天立像、そして梵天・帝釈天立像が本尊を守るように祀られています。

金堂の仏像9 体は、すべて国宝に指定されています。

境内の金堂のそばにある「鼓楼」では、毎年5月19日にうちわまきが行われ、多くの参拝者で賑わいます。

頭上高く撒かれる宝扇を拾うと、雷難、火難、病気、安産、健康など諸願が叶うといわれています。

うちわまきは、同寺の覚盛が蚊に刺されても動じることなくお経を唱え続け、蚊を叩こうとする弟子をたしなめたという逸話に由来しています。

切手は額面50円、発行枚数は3200万枚。切手の買取価格は1枚数十円、20面シートは1,000円程度となります。

平成14年特殊切手・世界遺産シリーズでも「唐招提寺金堂」「唐招提寺千手観音像」が取り上げられています。

『唐招提寺金堂切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

国宝シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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