古賀政男 切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2004年

切手の図柄には、本人の肖像とバックにギターが見受けられます。

図柄になった人物は、昭和という年号の中でも1,2を争うほど著名な作曲家の古賀政男です。

幼いとき弦楽器の面白さに味を占め、青年になるとマンドリン・ギターで弾くクラシック音楽に造詣を深めました。

首席で学校を出たクラシックの正統派と呼ばれている、藤山一郎であったり、歌謡界の大御所である美空ひばりなどに幅広く楽曲を提供し、それは古賀メロディーという愛称で親しまれています。

彼は現在の福岡県で出生しました。父親を早くになくしてから、兄が働いている朝鮮へと向かいます。当時の彼はとても気性が激しかったそうです。

マンドリン・ギターを兄からもらったのは中学の3年生のときで、青年になってからは大阪で働いた後に、明治大学に入学します。

そこでマンドリンを弾く部活を立ち上げました。彼はそこで難解な曲を独りで演奏できるように部活に尽力していました。
1928年に1度命を絶とうと画策しますが、失敗に終わります。

1930年にビクターというレコード会社でマンドリン奏者として活動するようになりますが、彼が奏者としてマンドリンが組み込まれている楽曲のレコードは、売れ行きはよろしくありませんでした。

作曲家としての芽が出たのは、1931年に日本コロンビアに専属作曲家として入社したときです。藤山一郎に提供した楽曲がヒットして、それからも続々とヒット楽曲を生み出します。

テイチクに3年後籍を移動しますが、その後もビクターに所属しているアーティストに楽曲を提供し、多くのヒット作を制作しました。

それから美空ひばりに提供した曲はミリオンセラーをたたき出し大ヒットします。ヒットメーカーとしての名前をほしいままにします。

作曲をしている傍ら、1959年に日本作曲家協会を発足させ、最初の会長となりました。

切手の買取価格は概ね額面の80円ほどになっています。

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