千姫切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1963年

千姫切手は、1963年4月20日に発行された10円の郵便切手です。この時期の切手趣味週間の切手はあまり価値はつけられていません。

千姫切手は江戸時代の風俗画、「本多平八郎姿絵屏風」の一篇を図案化した切手になります。この屏風は徳川美術館に保管されています。

徳川家の千姫は豊臣秀頼の正室で、大坂の陣で大坂城が落城した際に救出され、その後本多忠刻の正室となります。この図案では夫の本多忠刻から届いた手紙を千姫(右)が受け取る場面が描かれています。

この屏風は波乱の戦国時代が終わってようやく落ち着いて日々を過ごせるようになった江戸時代初期の人々を描いています。

花見の様子や本多忠刻が鉢巻をルーズにつけた個性的なファッションをしていたり、阿波おどりを真似て刀を持ち上げたり、実際に日々を楽しんでいた民衆の様子が詳しくわかる絵となっています。

切手はこの屏風の一部を切り取ったものなので、左側に描かれている本多忠刻は見えません。(この本多平八郎忠刻というのは、あの徳川四天王の一人、本多忠勝の孫になります。)

江戸時代初期の風俗画は非常に貴重で、「本多平八郎姿絵屏風」以外には「花下遊楽図屏風」(東京国立博物館蔵)と「彦根屏風」(彦根城博物館蔵)くらいしかありません。当時の人々の生活を知りたくなったら、これらの屏風を観に行ってみるのもおすすめです。

千姫切手の買取価格は1枚10円、シートは100円程度になります。

『千姫切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

切手趣味週間は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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