北の島に咲く花切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円
発行年度2001年

この切手はふるさと切手として北海道の離島に咲く花を題材に2001年6月22日に発行されたものです。

料額は50円で、1シートの構成は縦5枚と横4枚の計20枚です。

横4枚中の左2枚には奥尻島に分布するオクシリエビネが、右2枚には利尻島に分布するリシリヒナゲシが描かれています。

同時にペーンも発行されました。ペーンの構成は縦5枚と横2枚の計10枚です。ペーンには2種類あって、それぞれオクシリエビネとリシリヒナゲシの何れかしか描かれていません。

この切手は2002年末に増刷されました。ただし増刷されたのは20枚のシートのみで、ペーンは増刷されませんでした。

この切手のオクシリエビネの原画を描いたのはイラストレーターの村野道子氏で、リシリヒナゲシの原画を描いたのはイラストレーターの西村昌実氏です。

両氏とも北海道を題材にしたイラストを描くことが多いイラストレーターです。

オクシリエビネはナツエビネの変種であるとされ、主に北海道南西部の日本海上に位置する離島である奥尻島に分布します。環境省によってレッドリストに掲載されています。

奥尻島を訪ねても発見するのが困難であることがあります。人工的に栽培することも困難であるとされています。

リシリヒナゲシはヒナゲシの一種であり、北海道北部の日本海上に位置する離島である利尻島の固有種であるとされています。7月から8月にかけて花を咲かせる多年草です。

暑さに弱いので、夏に暑くなる土地では栽培が困難であるとされています。環境省によってレッドリストに掲載されています。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は20枚シートで1,000円前後になります。

『北の島に咲く花切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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