佐渡弥彦切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1958年

切手が刷られた日にちは1958年8月20日です。枚数は2,000万枚で、シートの枚数は100万枚です。

この切手では奇妙な形の岩がある波部をバックに、踊り手が踊っている様子が描かれています。

この意匠のモデルとなっている踊りは佐渡おけさであり、佐渡市の代名詞というべき存在で、全国的に名を馳せています。

おけさの歴史は古く、1921年に世に出回りました。この民謡を村田文蔵さんという人物がレコードにしたところ、山田耕作さん他多くのアーティストに絶賛され、樺太などの地域でコンサートを催すほどの人気を博しました。

また、1931年にはこの民謡をアレンジして発売したレコードが再び注目を浴びて、ヒットしました。

なお、おけさの意味は諸説あり、置けさ、お袈裟などいろいろありますが、不明です。

国定公園となっている佐渡弥彦国定公園ですが、新潟県の3つの国定公園のうちの1つです。

この公園で特筆すべきなのは南西部の小木海岸です。小木海岸は8キロメートルほどの長さの海岸線であり、海によって削られた断崖が続いており、岩礁がとても多く、変化が多い景観が魅力です。

景勝地には矢島、南仙峡があります。大佐渡の周りは道路がしっかりと整備されていて、観光開発が依然続いています。

観光名所には、ワインが美味しいと評判のカーブドッチワイナリー、美しい景観が望める弥彦山ロープウェイがあります。

なお、切手に刷られているのは佐渡おけさですが、佐渡弥彦は元より国定公園ではありませんでした。

ですが、当時厚生省の役員であった人物の1人が「郷土芸術(佐渡踊りなどの民謡)や自然が持つ雄大さを加味すれば、国定公園として有望である」という発言が佐渡おけさを使用する背景になるようです。

切手の買取価格は20円前後になります。

『佐渡弥彦切手(2種)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。