レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 82円 |
発行年度 | 2015年 |
「伝統的工芸品シリーズ 第4集」切手には、鎌倉彫と小千谷縮が取り上げられています。
鎌倉彫は、カツラやイチョウの木などを彫って模様を作り、上から漆を塗って仕上げた工芸品です。濃いあずき色の暖かみのある香合や文箱など、黒漆とは違った味わいがあります。
切手には、室町時代の「獅子牡丹文硯台」と、「牡丹文大香合」が取り上げられています。
鎌倉彫りは、中国から伝来した漆を重ねる堆朱や堆黒といった技術を学び、仏具を作ったのが始まりとされます。室町時代から、仏像や寺院の彫刻、茶道具などに広く使われるようになり、伝統工芸として受け継がれています。
明治時代に衰退の危機がありましたが、仏像づくりの技術を活かして新たな工芸品へと方向転換し、インテリアや小物、アクセサリーなど現代の生活にもうまく溶けこんでいます。
小千谷縮は新潟県の麻織物で、かつての越後地方には苧麻という植物がたくさん採れて、この皮を剥いで織った織物は越後布と呼ばれていました。
織り上げたあとに、シボ取りという作業で独特のちぢみしわ(シボ)を出した、夏向きの涼しい織物です。
「鎌倉彫」と「小千谷縮」4種とも60円切手で、発行されています。
伝統工芸品シリーズは、毎回2品目の伝統工芸品を取り上げ、それぞれ2種連刷で発行するというものでした。
発行回数は昭和59年の第1集~昭和61年の7集まで、28 種類の伝統工芸品を紹介しています。
石川県「九谷焼」・京都「西陣織」、東京「江戸木目込人形」・沖縄「琉球紅型」、佐賀県「伊万里」・「有田焼」など、全国の選りすぐりが順に紹介されています。
発行枚数は1集ごとに3300万枚。切手はすべて写真を採用し、工芸品の形や模様が分かりやすいように工夫されています。
買取価格は10枚シートで800円~1,000円になります。
『伝統的工芸品シリーズ 第4集切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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