伊豆七島切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1963年

1963年に発売された伊豆七島は、日本のシンボルである富士山が描かれた、美しい切手です。

伊豆七島、いわゆる伊豆諸島は東京都が保有している島なのに、なぜ富士山?と思われる方も多いと思いますが、1955年に指定された富士箱根伊豆国立公園に、伊豆七島が編入する形になったためです。

伊豆七島という名前が付いていますが、実際には7つ以上の島で成り立っています。その内、人間が暮らしている島は9つあり、有名なところで言うと三宅島でしょうか。島自体は、縦に長く連なっていることが特徴的です。

島の北部、つまり東京都に近い島には、縄文や弥生時代のものとされる遺跡が、多数残されています。さらには、高い身分であった人が何らかの罪を犯した際、流罪と言ってわざと人がいないような所に流してしまう刑罰があるのですが、伊豆諸島にも、刑罰を受けて流されてきた人達の生活跡を見ることが出来ます。

高貴な身分=都に住んでいた人なので、当時の都であった京都の文化、また男性が多いことから、風俗なども持ち込まれていたようです。

一応、流罪は死刑の次に重たい罰とされていたのですが、そんな罰を受けたのに、風俗はおかしい気がしますね。

江戸時代に入ると、都が京都から現在の東京に移ったことにより、伊豆諸島にますます、都の文化が流入してくることになりました。

本州とかけ離れた島であるにもかかわらず、2つの都の文化が入り混じっているという不思議な、そしてある意味で栄えた島であったのですね。

伊豆七島切手の相場は、約10円です。他の国定公園シリーズも、大体10円ほどの買取額が付くものが多いので、それらと一緒に、またはまとめて売りに出す方が、得られる満足度は高いでしょう。

『伊豆七島切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。