伊東深水「吹雪」切手(3種)2012年
レア度
買取価格額面通り
額面90円 110円 130円
発行年度2012年

1958年以降毎年発行されている人気シリーズ「国際文通週間」の2012年版です。

記念切手は90円、110円、130円切手の、計3種類が発行されています。これは、世界各国宛ての手紙の、航空便(定形)による最低料金額に合わせています。

90円切手には、近代日本画の巨匠、鏑木清方(かぶらき きよかた) 氏の「初東風(はつごち)」が選ばれました。

初東風とは、新年になってから初めて吹く風のことで、空高く舞い上がる凧がその風の吹きすさぶ様子を示しています。そして、上空に舞い上がる凧を見上げている女性が優美な姿で描かれています。

110円切手には、近代芸術としての美人画を完成させた女流画家である上村松園の「春芳」が選ばれました。

内面的にも外見的にも美しいとされる理想の女性像を描こうとしていることが特徴的で、モデルを使わずに自分の中でイメージできる究極の美を追い求めつつ美人画を描くスタイルは他の追随を許さない孤高の存在と言ってもいいでしょう。

梅の美しさと香りに心奪われたかのような若い女性を、極限まで美を追求した結晶のような美人画として昇華させた傑作です。

130円切手には、浮世絵の伝統を継承しつつ、健康的で明るい近代美人画を完成させた伊東深水の「吹雪」が選ばれています。

1947年11月に高島屋主催霜月会第1回展が開催され、そこで発表されたのが「吹雪」です。横殴りの雪を傘を真横に差して耐え凌いでいるうら若き乙女の姿が美しく描かれています。

それぞれ縦2枚横5枚の、10枚1シートで発行されています。買取価格は額面程度となります。

『伊東深水「吹雪」切手(3種)2012年』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。