中山道妻籠宿・馬籠宿切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1999年

この切手は江戸時代に整備された旧中山道沿いの2つの観光地を題材に1999年7月16日に発行されたものです。

料額は80円で、版式刷色はグラビア2色と凹版1色になっています。凹版印刷が取り入れられるということは最近では比較的珍しいことです。

シート構成は縦5枚と横4枚の計20枚で、左右2枚の左側が妻籠宿(つまごじゅく)の写真に、右側が馬籠宿(まごめじゅく)の写真になっています。

中山道は江戸と京都を結ぶ街道ですが、同じ江戸と京都を結ぶ東海道とは異なって内陸部を通っています。ルートの一部が東海道と重複します。

中山道は東海道に比べて旅程は長く冬場の寒さは厳しいのに利用者は少なくありませんでした。

というのは東海道には大井川など橋が掛かっていないばかりか渡し船すら利用できない川があって増水時には通行止めになることがあったこと、また、中山道のほうが宿泊費が安いという事情があったからです。

妻籠宿は長野県木曽郡南木曽町に所在する旧中山道42番目の宿場です。

東海道五十三次を描いた浮世絵師である歌川広重は同じく浮世絵師の渓斎英泉(けいさいえいせん)と共同制作した木曾海道六十九次で妻籠宿を担当しました。なお木曾海道は中山道の別称です。

妻籠宿には伝統的な街並みが残っており、長野県木曽地方でも有数の観光地の一つになっています。

馬籠宿は岐阜県中津川市に所在する旧中山道43番目の宿場です。馬籠宿は長野県と岐阜県の県境をはさんで妻籠宿の反対側にあります。

馬籠宿は妻籠宿と異なり、かつての古い町並みは火災によって焼失してしまいましたが、再建されて現在の姿に至っています。

木曾海道六十九次で馬籠宿を担当したのは、前述の渓斎英泉です。

この切手の現在の取引価格ですが、ケネディスタンプクラブでは1シート2,000円(税込)で販売されています。またヤフオクでは1シート1,500円(非課税)で取引されました。

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