中国軍人切手
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
額面800圓
発行年度1953年

中国の軍隊が発行した切手がこの軍事切手です。デザインとしては全面が赤色で、真ん中に星が描かれています。額面はすべて800圓となっています。

この切手が発行されたのは1953年で、この年に当時の国家主席だった毛沢東がソ連の発展を見習って第一次五か年計画を実行しました。

この五か年計画の中で中国は農業改革を取り入れ、農業を集団化をはじめとした社会化計画を進めていきました。

他にも重化学工業に重きを置いて復興を目指していった結果、中国はこの五年間で大きな発展を遂げ、高い経済成長率をたたき出しました。これは同じように経済復興を行っていた日本以上の数字でした。

軍事切手といえば軍人が使う切手というイメージがありますが、第二次世界大戦後の時期になぜこのような切手が発行されたのでしょうか?

日本国内では終戦後には軍事切手が発行された記録はなく、中国独自のものになります。

中国軍は日本軍と違い、様々な駐屯地を持っています。そこには多くの兵士が行き来しています。その関係上、海外の駐屯地から本国のほうに郵便を送る場面が出てくるわけです。

そうした時に軍事切手を用いるというのが理由でした。そのほかにも1956年に勃発したチベット内乱の際にも使われています。

この切手の価値は発行された枚数の少なさから非常に高く、1枚30000円から100000円で取引されています。

海軍のものなのか・陸軍のものなのか、空軍のものなのかによってもその価値が変わるので注意が必要といえます。

なお、陸軍のもので1万円前後、一番高いのは空軍のもので1枚につきなんと15万円ほどの価値になります。

ただその価値の高さゆえに偽物や贋作も多く出回っており鑑定すること自体も難易度が高い切手といえます。

『中国軍人切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

軍事切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

軍事切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

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