レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
額面 | 1.5銭 3銭 4銭 10銭 |
発行年度 | 1919年 |
1919年、第一次世界大戦で戦っていたドイツと連合国との講和条約である、ヴェルサイユ条約が締結されたことを記念して世界平和記念切手が発行されました。
これは日本国内で発行された、平和を記念した切手の中では一番最初のものであり、歴史ある切手となっています。
世界平和記念は、ヴェルサイユ条約締結後すぐの1919年7月1日に発行されました。
やはり日本にとっても第一次世界大戦は大きな出来事であり、人々の平和を望む気持ちが強かったため、日を待たずに発行されたのでしょう。切手には平和を象徴する白い鳩が描かれています。
額面は1.5銭、3銭、4銭、10銭の4種類です。全ての額面には、先ほど述べた通り白い鳩が描かれているのですが、4銭と10銭には白い鳩に加え、オリーブがデザインされています。
オリーブも、鳩と同じく平和の象徴とされることが多いものです。切手一枚から、当時の人々の平和に対する関心を、知ることが出来ます。
世界平和記念は、プレミアム切手としても知られており、多くが高い値段で取り引きされます。
1.5銭と3銭は、300円~500円と、プレミアム切手の中では取り引き価格は低いのですが、4銭は1,500円ほどにはなり、10銭になると倍以上の5,000円の価値が付けられることもあります。
10銭だけが大幅に高くなっているのは、そもそもの発行部数が少なかったことが一番の大きな理由のようです。
これらの買い取り価格は切手の状態が良いものを仮定したもので、あくまでも状態が良くない場合には、価格は下がってしまいます。
しかしいずれにせよ額面以上の価値は期待出来るので、人々から人気を集めている切手となっています。
『世界平和記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績の豊富な業者に依頼する
記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。
もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。
記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。
2,査定なら2社以上がおすすめ
買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。
もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。
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