レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
額面 | 1.5銭 3銭 6銭 10銭 |
発行年度 | 1927年 |
この切手の名前にもなっている、万国郵便連合とは国際的に郵便料金を一律として発送できるようにするために立ち上がった機関で、現在は国連の一機関となっています。
日本は明治10年に加入しました。その後戦争時に一時脱退をしていた時期もありますが、敗戦後には再度加盟となりました。
万国郵便連合自体が発足したのが明治7年だったので、日本は発足後3年で加盟したことになります。これはアジア圏の中では最初の加盟国でした。
切手自体は1色刷りで、白地にインクで世界地図と手紙を持った鳩が描かれたものが6銭と10銭切手として、白地にインクで日本の郵便事業創始者の一人である前島密が描かれているものが1.5銭と3銭の切手となっています。
どの切手も国際的に使われることを意識し、額面価格が漢字で書かれているほかに「3SN」アルファベットを使っても書かれています。
前島密は日本の郵便事業創始者のひとりとして、手紙やはがき、切手という言葉を決めたことでも知られています。
現在の価値としては額面の低い1.5銭と3銭切手は数百円程度で購入できますが、6銭と10銭は1万円前後の高価格となります。
これは高額の切手は発行枚数が少なく、希少価値があるためです。
ちなみに万国郵便連合加盟当時の日本では、国内郵便は手紙の場合2銭、はがきの場合は1銭で送付できました。
そしてこの50周年記念切手が発行された当時の国内郵便は手紙が3銭、はがきが1.5銭となっています。
現在、国際郵便にも速達にあたるサービスなど様々な種類がありますが、一番オーソドックスな航空郵便であればアメリカ本土にも110円で定型サイズの手紙を送ることができます。
さらに船便であれば90円で送ることができます。それぞれの到着までの期間は航空便であれば2週間、船便であれば2か月となっています。
『万国郵便連合加盟50年記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績の豊富な業者に依頼する
記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。
もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。
記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。
2,査定なら2社以上がおすすめ
買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。
もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。
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