リュウキュウヤマガメ切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円
発行年度1976年

リュウキュウヤマガメ切手は、1976年(昭和51年)3月25日発行された自然保護シリーズ切手です。額面50円、1シート(縦4枚×横5枚)20枚で発行されました。発行枚数2,900万枚です。

リュウキュウヤマガメは茶色をしていますので、自然保護シリーズ切手おなじみの切手のふち回りには、茶色いライン引きがされています。

リュウキュウヤマガメもラインも茶色なので、茶色い切手と思われるでしょうが、緑の葉も描かれ、落ち着いたデザインの切手です。

リュウキュウヤマガメは日本固有種で沖縄本島北部、渡嘉敷島、久米島のみの生息域となっています。

自然保護シリーズとして取り上げられたことからわかるように、リュウキュウヤマガメは絶滅危惧種となっています。

環境の悪化による生息域の減少や、人為的な理由などが挙げられます。

もともとは陸上で暮らしているカメで、生息環境に適した岩場で暮らしているので主に茶色い色をしています。甲羅が美しく、自然の芸術品ともいえる生き物です。

1972年に沖縄県の天然記念物になり、1975年に国の天然記念物になりました。2013年にワシントン条約にて取引禁止になり、国際的に保護されるようになったことは、大きな前進になります。

この条約により無許可の国際取引が禁止され、生息数の減少の歯止めに一定の成果を挙げました。

それまで乱獲に次ぐ乱獲が行われており、まさに危機的な状況でした。

やはり、美しい甲羅が狙われてしまったのでしょうか、美しすぎるがゆえに観賞用としての需要があったことも否めません。

切手の買取価格は20面シートで1,000円前後になります。

切手は額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『リュウキュウヤマガメ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。