ミカドアゲハ切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円
発行年度1977年

ミカドアゲハ切手は自然保護シリーズ切手として、1977年(昭和52年)5月18日に発売されました。

額面50円、1シート(縦5枚×横4枚)20枚、発行枚数3000万枚で発行されました。

切手の図柄はミカドアゲハが花の蜜を吸っている姿が使われています。

ふちの赤とミカドアゲハと葉の緑と可愛らしい花とがデザインされかなり目を引く切手となっています。

ミカドアゲハは他にも通常切手として1994年(平成6年)4月25日に額面15円として発行されています。

ミカドアゲハは羽を広げると7cm程度の大型の美しい蝶となり、生息地は西日本と九州と四国になります。

ミカドアゲハは羽に派手な斑点の模様があるのですが、生息域によって多少の色の違いが出ています。

基本的には青い斑点模様ですが、各生息域のよっては赤っぽかったり黄色かったりする個体が存在します。地域によっての差が出てくる蝶になります。

高知県に生息するミカドアゲハは、1943年(昭和18年)8月24日に天然記念物になり、1952年(昭和27年)3月29日に特別天然記念物になっています。他の地域でもかなり数が減っている種ではあります。

名前にミカドが付いているのはイギリス人の昆虫学者L.H.リーチという方が発見したさい、明治天皇に献名したことから名付けられたと言われています。

数の少ないミカドアゲハですが、神社でよく見かけることが出来るようです。ミカドアゲハの幼虫は蚕の幼虫のように決まった木の葉しか食べません。

それはオガタマノキ(招霊木)の葉です。この木は神社に植えられていることが多いため、ミカドアゲハの成虫も神社で見かけることができるというわけです。

切手の買取価格は20面シートで1,000円前後になります。

額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『ミカドアゲハ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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