ピアノ伴奏による京劇切手
レア度☆☆☆
買取価格少し高い~高い
額面8分
発行年度1969年

中国切手とは、1949年に中華人民共和国になった年以降に中国の郵政省から発行されていったものでその数は莫大です。

日本の切手は明治時代や大正時代など昔の古い切手ほど残っていないため貴重ですが、中国切手は日本の昭和時代以降のものでもかなり高額で売れます。

特に文化大革命の時期は切手の収集や国外への輸出が禁止されていたため、海外からの観光客しか中国切手を購入し国外へ持ち出すことができませんでした。

そのため、その時期の切手は文革切手と呼ばれていて特に高値で売れます。

その中でも特に、赤猿やオオパンダの切手は非常に価値が高く、中国で初めて発行された年賀切手である赤猿は単体で20万円程度と高額で売れます。

中国切手の中でも「ピアノ伴奏による京劇」というタイトルのものがあり、中国の現代京劇の一つである、「紅灯紀」の中に登場する主人公の李玉和と李鉄梅をテーマにデザインされました。

買取価格は未使用の2種セットで6,000円前後、消印有りで2,000円前後になります。

京劇は中国の古典劇で、西洋でいえば戯曲または歌劇のようなものに該当します。清朝時代の安徽省で発祥し、1790年頃に北京に持ち込まれさらに発展していきました。

京劇の京は北京から来ています。京劇には主に生、旦、浄、丑の四つの役があり、それぞれ男役、女役、凶暴な暴れん坊の男役、道化役とキャラクターが決まっています。

三国志や西遊記、水滸伝など世界的に有名な劇などがあります。

ピアノ伴奏による京劇のデザインの元となっている現代京劇の紅灯紀は、主人公の李玉和が中国共産党の工作員であり、民進党の鳩山由紀夫元首相の姻戚関係にあたる当時日本憲兵隊長であった鳩山により暗号データを引き渡すように要求されます。

しかし、李玉和はそれを拒否したため投獄されますが、李玉和の娘の李梅花は、暗号を仲間に渡しその後仲間とともに鳩山に奇襲をかけて打倒するというストーリーです。

紅灯紀はこういった内容から中国の反日教育に影響を与えていて、鳩山元首相のバッシングにもつながっていると言われています。

『ピアノ伴奏による京劇切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。